代表挨拶
▼代表メッセージ
今、苦しい思いをされている皆様へ
私たちは今、新型コロナウイルスの感染拡大に翻弄され、当たり前に過ごしていた日常生活が送れなくなっています。
私自身「これから自分たちの生活は一体どうなるのか…」と、不安を抱えながら日々を過ごしています。既に生活の基盤を失い、先の見えない暗闇の最中にいる方もおられると思います。
どうすることもできない不安を抱えながら、気晴らしすることもできず、人との接触も断たれるという状況は、ストレスが増大し自暴自棄になりやすくなります。
しかし、こんなときこそ事態を慎重に受け止めて、どうか冷静に行動してください。自分の身を守ることは、周囲の人を守る事にも繋がります。
まずは自身の健康を守ることを第一に考えてください。
ずっと家の中にいて、誰とも会えないのは、とても辛いことだと思います。しかし世界中にあなたと同じ思いをしている人々がたくさんいます。
「できなくなった」ことばかりに囚われず、「今だからできること」もきっとあるはずです。この機会に疎遠になっている人や、同じような悩みを抱えている人と、
電話やインターネットでコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。手紙を書くのもいいかもしれません。
私はインターネットを使って友人とつながりを保ってみようと思います。
どんなに離れていても、課題を共有し、一人では見出すことのできない新たな発見ができそうです。
今まで当たり前に感じていた、しかし大切な身の周りのささやかな物事の一つひとつに、改めて丁寧に目を向けてみませんか。
新型コロナウイルスの終息には、まだ時間がかかりそうです。しかし、明けない夜はありません。それぞれの置かれた立場において、目の前のことを大切にしていきましょう。大変なときだからこそ、今までで見えなかったことが見えてくるときです。時には心が折れることもあるかもしれません。それでも自分で自分を見捨てないでください。希望を捨てずに、様々な智恵と工夫でこの難局を乗り切れると私は信じています。必ず訪れる終息に向けて、今、この時を一緒に見つめてまいりましょう。
いのちに向き合う宗教者の会 代表 根本紹徹
『いっぷく処』のご案内
第28回いっぷく処は 2023年6月2日(金)14時30分~16時30分 真宗大谷派名古屋別院(東別院)
にて開催されました 悪天候につき開催時間の短縮をいたしました
※いっぷく処についてはこちらをご覧ください。
2022年度 第14回 自死者追悼法要
〜2022年度 第14回 自死者追悼法要「いのちの日いのちの時間」が開催されました〜