仏教、超宗派、いのちに向き合う宗教者の会、自死、自殺

代表挨拶

 親しい方を突然自死で亡くす。残された者にとっては本当に苦しいことです。大きな喪失感に戸惑いながらも沈黙し、自責の念と深い悲しみに耐えて来た方もいらっしゃることでしょう。
 私は自死遺族で親友も自死で亡くしました。世間では間違った見方から自死者に対して差別的で敗北者扱いをし、ひどいことを言う人もいます。また、親族や周囲の中にも、「恥さらしである。自分勝手で無責任だ。成仏できない」などと心無いことを言う人もいます。
 死は誰にでも必ず訪れます。生まれて直ぐに亡くなる子供もいます。交通事故や災害で亡くなった方や、重い病気にかかり死ぬ方など、死は様々なかたちで訪れるものです。
 死に方をもって良い悪いなどということは決してありません。それぞれが与えられた寿命を一生懸命生きた尊い「いのち」です。みんな頑張って生きてきました。その姿はこころに残っているはずです。
 私たち「いのちに向き合う宗教者の会」では年に一度、自死者追悼法要を行っています。同じ体験をされた皆様と宗派を超えて集った有志の僧侶達と共に、亡き方を偲び、こころから祈り、そして同じ思いをもった仲間とわかちあい、安心して苦しい胸のうちを語り合う機会を自死遺族会と協力してつくって来ました。また自死問題を通じ、いのちに向き合うことで、今まで見えて来なかった様々な生死観や共に祈ることの意味も考えて来ました。
 いつまでも忘れられない思いを祈りに変えて、私たちといのちに向き合う時間をお過ごし頂ければと思います。
                        いのちに向き合う宗教者の会 代表 根本紹徹

 

 

お知らせ

■自死遺族の方々への ケアについて   ‐宗教者だからできること‐

2012 年 5 月 29 日(火)
午後6 時 〜 午後8 時30 分
真宗大谷派名古屋別院 (東別院:名古屋市中区橘2丁目8番55号)
東別院会館 1 階ギャラリー

>>詳細はこちらをご覧下さい

 

わかちあいのつどい

謹啓
ようやく桜が咲きました。いつまでも冷えますが、いかがお過ごしでしょうか。
昨年十二月の法要「いのちの日 いのちの時間」には、寒さ厳しい中お越しいただき、誠にありがとうございました。また、アンケートにもお応えいただきましたこと、重ねて御礼申し上げます。
この度、私たち「いのちに向き合う宗教者の会」は、大切な人を自死で亡くされた方のみを対象とした「わかちあいのつどい」を開催することとなりました。法要の際の茶話会では語れなかったこと、その後のお気持ち、日頃の思いなど、どんなことでも結構です。ともに「いのち」に向き合っていくことを願いに開催したいと思います。
ご参加に際しましては、お申し込みは必要ございません。当日は、お気を付けてお越しください。ご参加をお待ち申し上げております。
                        いのちに向き合う宗教者の会 代表 根本紹徹

あなたへの、わたしへの、想いを言葉に

日時:平成24年5月9日(水)
   午後3時〜午後4時半
会場:真宗大谷派名古屋別院対面所
   〒460‐0016 名古屋市中区橘2‐8‐55
   (東別院:自死者追悼法要『いのちの日 いのちの時間』と同じ会場です)
参加費:必要ありません
詳細
14時30分〜 開場
15時00分〜 開会 グループにわかれてのわかちあい
〜16時30分 閉会

お問い合わせ info@inochi.in