仏教、超宗派、いのちに向き合う宗教者の会、自死、自殺

代表挨拶

 親しい方を突然自死で亡くす。残された者にとっては本当に苦しいことです。大きな喪失感に戸惑いながらも沈黙し、自責の念と深い悲しみに耐えて来た方もいらっしゃることでしょう。
 私は自死遺族で親友も自死で亡くしました。世間では間違った見方から自死者に対して差別的で敗北者扱いをし、ひどいことを言う人もいます。また、親族や周囲の中にも、「恥さらしである。自分勝手で無責任だ。成仏できない」などと心無いことを言う人もいます。
 死は誰にでも必ず訪れます。生まれて直ぐに亡くなる子供もいます。交通事故や災害で亡くなった方や、重い病気にかかり死ぬ方など、死は様々なかたちで訪れるものです。
 死に方をもって良い悪いなどということは決してありません。それぞれが与えられた寿命を一生懸命生きた尊い「いのち」です。みんな頑張って生きてきました。その姿はこころに残っているはずです。
 私たち「いのちに向き合う宗教者の会」では年に一度、自死者追悼法要を行っています。同じ体験をされた皆様と宗派を超えて集った有志の僧侶達と共に、亡 き方を偲び、こころから祈り、そして同じ思いをもった仲間とわかちあい、安心して苦しい胸のうちを語り合う機会を自死遺族会と協力してつくって来ました。 また自死問題を通じ、いのちに向き合うことで、今まで見えて来なかった様々な生死観や共に祈ることの意味も考えて来ました。
 いつまでも忘れられない思いを祈りに変えて、私たちといのちに向き合う時間をお過ごし頂ければと思います。
                        いのちに向き合う宗教者の会 代表 根本紹徹

 
 

『いっぷく処』のご案内

 
 『いっぷく処』(自死遺族と宗教者による分ち合いの会)


第15回『いっぷく処』(わかちあいの場)は 10月3日の開催予定です
日時 2016年5月30日 (月) 午後3時(開場2時半)【予定】
会場 真宗大谷派名古屋東別院本堂下広間【予定】
      


平成27年度 自死者追悼法要は終了いたしました

  *ご参加いただいた皆様 有難うございました*